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鎮守の森を歩こう
#02 日吉大社

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二 日吉大社(ひよしたいしゃ)

日吉大社(ひよしたいしゃ)
 
住所
地図(参考)
滋賀県大津市坂本5-1-1
 
御祭神御祭神は、西本宮では大己貴神(おおなむちのかみ)、東本宮では大山咋神(おおやまくいのかみ)をお祀りしています。
由緒 創建は、今から2100年前と伝えられています。
日吉大社の背後にある「八王子山」は、円錐形の美しい形を持ち、神代の昔より比叡山の神(大山咋神)が降り立つ神体山として崇められていました。
その後、都が京都に遷り、平安京の表鬼門(東北)にあたることから、都の鬼門よけ・魔よけ・天下泰平祈願の社とされていました。
古くは「日枝(ヒエ)」「比叡」の名前が使われていましたが、平安時代から「エ」を縁起のよい「吉」の文字をあて、「日吉」と名乗るようになりました。
公式リンクhttp://hiyoshitaisha.jp/
アクセスJR湖西線「比叡山坂本駅」よりバス(徒歩だと約20分)。
 

比叡山の麓、京の都を守っていた鎮守の森。木々と社が融和した魅力的な境内に、心を奪われます。

京の都を守っていた比叡山延暦寺。その東部にある神宿る山・八王子山。
麓に広がっている日吉の杜は、この国を鎮守していた森だったのかも知れません。

日吉大社には何度も足を運んでいますが、その度に「この近くに移住してしまおうか」、そんなことを考えてしまう素敵な場所です。

日吉大社の魅力は、なんといっても広大で豊かな鎮守の森です。
境内の広さは、なんと約400,000m²。東京ドーム約9個分に相当します。

表参道から境内に入ると、大宮川のせせらぎが出迎えてくれます。心地よい清流の響きを聞きながら進む参道。しだいに豊かな緑が広がっていきます。
ちなみに途中に現れる鳥居は、頭に三角の部分がついた「山王鳥居」という独特の形状です。

境内を流れる大宮川

境内を流れる大宮川

参道の鳥居。「山王鳥居」という独特の形状

参道の鳥居。「山王鳥居」という独特の形状

 

しばらく歩くと、神社特有の神気が漂いだし、朱色の「西本宮楼門」が現れます。
楼門の中には、大己貴神(大国主命)をお祀りする西本宮・御本殿。国宝です。「日吉造り」という日枝神社特有の造りに桧皮葺屋根、思わず見惚れるくらい美しい御社殿です。

日吉大社の広大な境内には、他にも非常に多くの社がお祀りされています。
宇佐神社(うさじんじゃ)、白山姫神社(しらやまひめじんじゃ)、樹下神社(じゅげじんじゃ)、東本宮・御本殿など、素晴らしい佇まいの神社ばかりです。
日枝神社のすごいところは、これらの社が境内の社叢(しゃそう)と、実に見事に融和している点です。

他の多くの神社は、社は社、社叢は社叢と分けて境内配置が行われています。
日吉大社の場合はまるで、一つの村の中に民家が点在するように、大きな社叢(鎮守の森)の中に多くの社が配されています。

西本宮楼門

西本宮楼門

東本宮・御本殿

東本宮・御本殿

 
三宮宮遥拝所と牛尾宮遥拝所

三宮宮遥拝所と牛尾宮遥拝所

氏神神社、氏永社

氏神神社、氏永社

 

木々に抱かれるようにして建つ個々の社。多様な神さまをお祀りし、多様な木々がその社を包みます。
その風情がなんとも心地よく、心に響きます。
私は全国様々な神社に足を運んでいますが、日本でも屈指の心安らぐ美しい神社だと感じています。

参拝時間はできれば早朝がお勧めです。
朝の日の光を浴びた清々しい境内。木々から立ちのぼる気に光があたり、神秘的で幻想的な空気を感じることができると思います。

ゆっくりとゆっくりと、自然や神々との対話を楽しみながら参拝できる。そんな素敵な神社です。
ぜひお参りくださいませ。

参考

日吉大社のマップナビゲーション・・・日吉大社のホームページより
境内案内 | 日吉大社

大木さんが運営しているぶらり寺社めぐりより
日吉大社(滋賀):ぶらり寺社めぐり

 
 

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